“相合傘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいあいがさ77.3%
あひあひがさ13.6%
あい/\がさ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だから、折入っておともが願いたいんだ、亭主と一緒には行けねえところへ、相合傘あいあいがさで乗り込もうという寸法が、面白いじゃねえか」
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
二足にそくつかみの供振ともぶりを、見返みかへるおなつげて、憚樣はゞかりさまやとばかりに、夕暮近ゆふぐれぢか野路のぢあめおもをとこ相合傘あひあひがさ人目ひとめまれなる横※よこしぶきれぬききこそいまはしも
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
相合傘あい/\がさよろけながら雪道の踏堅めた所ばかり歩いて来ますが、ヒョロリ/\として彼方あっちへ寄ったり此方こっちへ寄ったり、ちょうど橋詰まで来ると
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)