“岡持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかもち84.2%
おかも10.5%
をかもち5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米友はおかしいと思いながら戸をあけると、いつも来る仕出し屋の女が、丸に山を書いた番傘ばんがさかぶって岡持おかもちを提げて立っています。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これも白っぽいなと見ていると、またその後からのはのっぽで白で、大跨おおまただ。支那料理のコックででもあるかな。岡持おかもちさげて、また
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
わかこゝろにはなさけなく𫁹たがのゆるびし岡持をかもち豆腐おかべつゆのしたゝるよりも不覺そゞろそでをやしぼりけん、兎角とかくこゝろのゆら/\とゑり袖口そでぐちのみらるゝをかてゝくわへて此前このまへとし春雨はるさめはれてののち一日
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)