“岡焼”のいろいろな読み方と例文
旧字:岡燒
読み方割合
おかやき66.7%
おかや25.0%
をかやき8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡焼おかやきとしても念が入り過ぎた。狂か、痴か、いずれにしても今又自分が飛込んだら、どんな邪魔をするか知れないのだ。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
何者と重ねて問えば、私は存じませぬとばかり、はや岡焼おかやきの色を見せて、溜室たまりの方へと走り行きぬ。定めて朋輩ほうばいの誰彼に、それとうわさの種なるべし。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
漢口かんこうの松村領事が居留民を引上させたのは大早計たいさつけいであつたと云ふ批難が上海シヤンハイでは行はれて居る。松村君が自分の夫人だけをとゞめて置くについての岡焼をかやきばかりでは無いらしい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)