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『死剣と生縄』
ふりがな文庫
『
死剣と生縄
(
しけんといきなわ
)
』
武士の魂。大小の二刀だけは腰に差して、手には何一つ持つ間もなく、草履突掛けるもそこそこに、磯貝竜次郎は裏庭へと立出た。 「如何ような事が有ろうとも、今日こそは思い切って出立致そう」 武者修行としても一種特別の願望を以て江戸を出たので有った。 …
著者
江見水蔭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」1925(大正14)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
端
(
べり
)
生
(
うみ
)
嫉妬
(
や
)
如何
(
どうか
)
若
(
しか
)
引掛
(
ひきかか
)
一瞬
(
ひとまたた
)
間
(
うち
)
緊
(
きつ
)
死亡
(
なく
)
乱
(
ほつ
)
阿波
(
あんば
)
種々
(
くさぐさ
)
独言
(
つぶやき
)
為
(
す
)
淀
(
おきて
)
昂
(
たかぶ
)
撫
(
さす
)
高市
(
たかまち
)
面
(
おも
)
限
(
ぎ
)
点頭
(
うなずか
)
如何
(
どう
)
囚虜
(
とらわれ
)
水草
(
すいそう
)
颯
(
さ
)
這
(
こ
)
美艶
(
びえん
)
立木
(
たつき
)
然
(
そ
)
溜
(
たまり
)
渡頭
(
わたし
)
此女
(
こいつ
)
楊柳
(
かわやなぎ
)
木下
(
きおろし
)
普通
(
ただ
)
救世
(
ぐせい
)
搦
(
からま
)
扮装
(
なり
)
彼
(
あ
)
夕陽
(
せきよう
)
占者
(
うらない
)
中
(
あた
)
克
(
よ
)
既
(
も
)
斯
(
こ
)
蝦蟇
(
ひきがえる
)
其方
(
そなた
)
斜
(
はす
)
普通
(
なみ
)
未
(
ま
)
蘆荻
(
あし
)
横斜
(
よこはす
)
止
(
よ
)
舳
(
みよし
)
耐
(
たま
)
況
(
ま
)
彼方
(
あちら
)
縺
(
もつれ
)
縛
(
いまし
)
醜態
(
ざま
)
布佐
(
ふっさ
)
京
(
きょう
)
密
(
そっ
)
停滞
(
とどこおり
)
宛如
(
まるで
)
宛
(
ずつ
)
体躯
(
からだ
)
魚畚
(
びく
)
立出
(
たちいで
)
独
(
ひとり
)
奴
(
め
)
余
(
あんま
)
如何
(
いかん
)
台下
(
だいした
)
俘虜
(
とりこ
)
上釣
(
かみづ
)
華手
(
はで
)
白毫
(
びゃくごう
)
直様
(
すぐさま
)
石原
(
いしはら
)
福田
(
ふくだ
)
稀有
(
けう
)
伸
(
の
)
蛭
(
ひる
)
蛟𧍑
(
みずち
)
虎松
(
とらまつ
)
突如
(
いきなり
)
蘆原
(
あしはら
)
藤蔓
(
ふじづる
)
突然
(
いきなり
)
素
(
もと
)
藤田
(
ふじた
)
菱
(
ひし
)
箝
(
は
)
素気
(
そっけ
)
繰
(
く
)
綯
(
な
)
縮売
(
ちぢみうり
)
総角
(
あげまき
)