“楊柳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やなぎ35.5%
ようりゅう32.3%
かわやなぎ22.6%
やうりう9.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“楊柳”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語2.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
矢は二本共楊柳やなぎの枝で造つた本格のもの、どんな急所を射たところで、人の命などを奪れさうな代物ではありませんが。
銭形平次捕物控:315 毒矢 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
俥が橋を渡り尽すと、路は少し低くなつて、繁つた楊柳やなぎの間から、新しい吉野の麦藁帽が見える。橋はその時まで、少し揺れてゐた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
次々と着いてくる早馬は、武衛門ぶえいもん楊柳ようりゅうに、何頭となくつながれて、心ありげに、いななきぬいていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
京口瓜州一水けいこうかしゅういっすいの間、前岸ぜんがん瓜州の楊柳ようりゅうは青々として見えた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「あの渡船小屋に拠って戦え。小屋の蔭や楊柳かわやなぎを楯にとって、めったに出るな。物蔭からただ矢を放て」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのあいだに——以前いぜんの場所の楊柳かわやなぎのこずえから、ヒラリと飛びおりたひとりの女がある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
故郷春深し行々ゆきゆきて又行々ゆきゆく 楊柳やうりう長堤ちゃうていやうやくくれたり
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
えだに、大慈だいじ楊柳やうりうおもかげがあつた。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)