“蒙古風”の読み方と例文
読み方割合
もうこかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縫ふやうにへりに並んで生えてゐる楊柳やうりうの緑についさつきから吹き出した蒙古風もうこかぜがすさまじくきいろ埃塵ほこりを吹きつけてゐるのを眼にした。
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
いなごの大群は、蒙古風もうこかぜの黄いろい砂粒よりたくさん飛んで来た。天をおおういちめんの雲かともまごう妖虫の影に、白日もたちまちくらくなった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「また、蒙古風もうこかぜですよ」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)