“土耳古風”の読み方と例文
読み方割合
とるこふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一 ペラオめし と申すのは土耳古風とるこふうく手軽なお料理で我邦の上中流社会にもこの頃大層たいそう流行します。それは先ずお米をいでよく水気を切っておきます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
菓子の料理は米国がさかんだし、牛や豚は英国人がよく調理するし、野菜をたくみに使用するのは仏蘭西人ふらんすじんの特技としてある。饂飩うどん料理は伊太利いたりが本家だし、ペラオのような米料理は土耳古風とるこふうから出ている。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)