“土耳古”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
トルコ96.8%
とるこ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マカラム街の珈琲コーヒー店キャフェ・バンダラウェラは、雨期の赤土のような土耳古トルコ珈琲のほかに、ジャマイカ産の生薑しょうが水をも売っていた。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
T君は勿論もちろん僕などよりもこう云う問題に通じていた。が、たくましい彼の指には余り不景気には縁のない土耳古トルコ石の指環ゆびわまっていた。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
第十 土耳古とるこ飯 と申す料理には色々ありますがその手軽なものは前の通りにお米一合をバターでりつけた中へ牛肉四十目位を
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
トルコめし 秋付録 米料理百種「西洋料理の部」の「第十 土耳古とるこ飯」
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)