“トルコ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:とるこ
語句割合
土耳古80.3%
土耳其16.9%
土耳格1.4%
土耳斯1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
T君は勿論僕などよりもこう云う問題に通じていた。が、しい彼の指には余り不景気には縁のない土耳古石の指環まっていた。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
するとちょうどそこへ、真赤な土耳其帽をかぶった、せぎすな大学生が一人、金釦の制服に短い外套を引っかけて、勢いよく外からはいって来た。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
唯だ骨喜店の前には、幾個の希臘人、土耳格人などの彩衣を纏ひて、口に長き烟管み、默坐したるあるのみ。
友は我を慰めて云ふやう。彼夫人の期せずして我等と物言ひしは、或は他日我等に利あらんも知るべからず。斯く言へば土耳格人めきたれど、われは運命論者なり。
今日は退省後と見えて不断着の秩父縞袷衣の上へ南部の羽織をはおり、チト疲労れた博多の帯に時計の捲付けて、手に土耳斯形の帽子を携えている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)