“蒙古王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうこわう50.0%
もうこおう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その取始とつぱじめつかまつたのはわたくしだが、いくら蒙古王もうこわうだつて、いくらひろ土地とち抵當ていたうにするつたつて、蒙古もうこ東京とうきやうぢや催促さいそくさへ出來できやしませんもの。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
今迄いままでもよく法螺ほらいてわたくしだましたもんです。それに今度こんど東京とうきやう用事ようじふのがぽどめうです。なんとか蒙古王もうこわうのために、かねを二萬圓まんゑんばかりりたい。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ハイドンはこれを「蒙古王もうこおう」と言って敬遠し、ゲーテは「手におえない野人」と舌をふるって驚いた。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)