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もうこわう
ふりがな文庫
“もうこわう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蒙古王
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒙古王
(逆引き)
その
取始
(
とつぱじめ
)
に
捕
(
つか
)
まつたのは
私
(
わたくし
)
だが、いくら
蒙古王
(
もうこわう
)
だつて、いくら
廣
(
ひろ
)
い
土地
(
とち
)
を
抵當
(
ていたう
)
にするつたつて、
蒙古
(
もうこ
)
と
東京
(
とうきやう
)
ぢや
催促
(
さいそく
)
さへ
出來
(
でき
)
やしませんもの。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今迄
(
いままで
)
もよく
法螺
(
ほら
)
を
吹
(
ふ
)
いて
私
(
わたくし
)
を
欺
(
だま
)
したもんです。それに
今度
(
こんど
)
東京
(
とうきやう
)
へ
出
(
で
)
て
來
(
き
)
た
用事
(
ようじ
)
と
云
(
い
)
ふのが
餘
(
よ
)
つ
程
(
ぽど
)
妙
(
めう
)
です。
何
(
なん
)
とか
云
(
い
)
ふ
蒙古王
(
もうこわう
)
のために、
金
(
かね
)
を二
萬圓
(
まんゑん
)
許
(
ばかり
)
借
(
か
)
りたい。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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