“福田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくでん44.4%
ふくだ33.3%
ふくで11.1%
扇馬11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上諸侯より下町人まで先を争い財を投じて、我一番に福田ふくでんへ種子を投じて後の世を安楽やすくせんと、富者は黄金白銀を貧者は百銅二百銅を分に応じて寄進せしにぞ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今日こそはと大勇猛心を出して、お鉄の不在を幸いに、裏庭から崖を降りて稲田伝いに福田ふくだ村の方へ出ようと考えたので有った。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
遠州えんしゅうの織物でもう一つ言い添えるべきだと思われるのは、磐田いわた郡の福田ふくでで出来る「刺子織さしこおり」であります。刺子の仕事をおりで行い、分厚な仕事着地として作られます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
私儀此頃甚多端、別紙福田扇馬氏より申上候、御聞取(つかはさるべく)候。