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福田
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ふくでん
ふりがな文庫
“
福田
(
ふくでん
)” の例文
上諸侯より下町人まで先を争い財を投じて、我一番に
福田
(
ふくでん
)
へ種子を投じて後の世を
安楽
(
やす
)
くせんと、富者は黄金白銀を貧者は百銅二百銅を分に応じて寄進せしにぞ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
すべて僧侶というものは
清浄
(
しょうじょう
)
であって世の
福田
(
ふくでん
)
となるべきものであるということを説きまして、もしも
不清浄な事を行って間違いが起ったならば
(
不浄行を行えば
)
無間地獄
(
むげんじごく
)
へ落ちるのは当り前の事だ
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
小石だも
掃
(
はら
)
ひし
三五
福田
(
ふくでん
)
ながら、さすがにここは寺院遠く、
三六
陀羅尼
(
だらに
)
三七
鈴錫
(
れいしやく
)
の
音
(
こゑ
)
も聞えず。
木
(
こ
)
立は
三八
雲をしのぎて
茂
(
し
)
みさび、
三九
道に
界
(
さか
)
ふ水の音ほそぼそと
清
(
す
)
みわたりて物がなしき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
上諸侯より下町人まで先を争ひ財を投じて、我一番に
福田
(
ふくでん
)
へ種子を投じて後の世を
安楽
(
やす
)
くせんと、富者は黄金白銀を貧者は百銅二百銅を分に応じて寄進せしにぞ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“福田”で始まる語句
福田半香
福田友作
福田徳三
福田作太郎
福田屋龍藏
福田得二郎
福田甚二郎
福田雅之助
福田殖種纂要