福田ふくでん)” の例文
上諸侯より下町人まで先を争い財を投じて、我一番に福田ふくでんへ種子を投じて後の世を安楽やすくせんと、富者は黄金白銀を貧者は百銅二百銅を分に応じて寄進せしにぞ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すべて僧侶というものは清浄しょうじょうであって世の福田ふくでんとなるべきものであるということを説きまして、もしも不清浄な事を行って間違いが起ったならば不浄行を行えば無間地獄むげんじごくへ落ちるのは当り前の事だ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
小石だもはらひし三五福田ふくでんながら、さすがにここは寺院遠く、三六陀羅尼だらに三七鈴錫れいしやくこゑも聞えず。立は三八雲をしのぎてみさび、三九道にさかふ水の音ほそぼそとみわたりて物がなしき。
上諸侯より下町人まで先を争ひ財を投じて、我一番に福田ふくでんへ種子を投じて後の世を安楽やすくせんと、富者は黄金白銀を貧者は百銅二百銅を分に応じて寄進せしにぞ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)