“陀羅尼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だらに91.7%
ダラニ4.2%
ダラニー4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に陀羅尼だらにということばですが、これもまた梵語で、翻訳すれば「惣持そうじ」、べてを持つということで、あの鶴見つるみ惣持寺そうじじの惣持です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
我が日本の稱徳天皇の御代(西暦七六四—七七〇)に作られた、例の百萬塔の中に納められた陀羅尼ダラニの印本も、時代は丁度唐の中頃に當り、西暦八世紀の半頃のものであります。
東洋人の発明 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
陀羅尼ダラニーにしても、今日日本に存在して居る密教の中に於て、發見するごときものは、印度の「タントラ」文學中には、發見出來ぬが、其の大體の歸趣は、相似て居る。
大師の時代 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)