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だらに
ふりがな文庫
“だらに”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ダラニ
語句
割合
陀羅尼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陀羅尼
(逆引き)
行者のことだから呪文か
陀羅尼
(
だらに
)
のようなものを唱えているのかも知れないと、そう思って通り過ぎる人が多かったけれども、どうも呪文ではないらしい
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
さるにや気も心もよわよわとなりもてゆく、ものを見る明かに、耳の鳴るがやみて、恐しき吹降りのなかに
陀羅尼
(
だらに
)
を
呪
(
じゅ
)
する
聖
(
ひじり
)
の声々さわやかに聞きとられつ。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
阿闍梨
(
あじゃり
)
も
夜居
(
よい
)
の護持僧を勤めていて、少し居眠りをしたあとでさめて、
陀羅尼
(
だらに
)
を読み出したのが、老いたしわがれ声ではあったが老巧者らしく頼もしく聞かれた。
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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ダラニー