“岡目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかめ40.0%
をかめ40.0%
よそめ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんな岡目おかめから見たもの聞いたものにすぎないが、わたしはその人自身から聞くよりさきに、その覚え書きも持出して見ようとしている。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
不可能ふかのうで、また其目的そのもくてきのみの大學だいがくでもなし博物館はくぶつくわんでもない、ゆゑ今一息いまひといきといふ岡目をかめひやう其所そこ突入とつにふするだけの餘地よちいでもい。
兼太郎がそのころ目をつける芸者は岡目よそめには貧相ひんそうだと言われる位な痩立やせだちな小作りの女ばかり。
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)