“岡崎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかざき80.0%
をかざき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿場の外れに野営して、翌日、岡崎おかざきの城下へ使いを立て、通行の許しを得、そこを立ったのがすでに遅かったので、岡崎の城下を通ったのは、もう夜半よなか近くだった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浜松の城ができて、当時三河守みかわのかみと名のった家康はそれにはいって、嫡子信康ちゃくしのぶやすを自分のこれまでいた岡崎おかざきの城に住まわせた。そこで信康は岡崎二郎三郎じろうさぶろうと名のることになった。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
懸させ目をおどろかすばかりいと勇ましく出立し既に三河國かはのくに岡崎の宿へぞちやくしける此岡崎をかざきの城下は上の本陣ほんぢん下の本陣迚二軒あり天一坊はかみの本陣へ旅宿りよしゆくを取表に彼の大表さつに徳川天一坊旅宿とかきしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)