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此前
ふりがな文庫
“此前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
このまへ
77.8%
このぜん
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このまへ
(逆引き)
代助は立ちながら、
画巻物
(
ゑまきもの
)
を
展開
(
てんかい
)
した様な、
横長
(
よこなが
)
の
色彩
(
しきさい
)
を眺めてゐたが、どう云ふものか、
此前
(
このまへ
)
来
(
き
)
て見た時よりは、
痛
(
いた
)
く見劣りがする。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其以後
(
そのいご
)
、
誰
(
たれ
)
も
手
(
て
)
を
附
(
つ
)
けぬ。
漸
(
やうや
)
く
余
(
よ
)
が
此前
(
このまへ
)
を
素通
(
すどほ
)
りする
位
(
くらゐ
)
であつたが、四十
年
(
ねん
)
五
月
(
ぐわつ
)
十二
日
(
にち
)
に、
余
(
よ
)
は、
織田
(
おだ
)
、
高木
(
たかぎ
)
、
松見
(
まつみ
)
三
子
(
し
)
と
表面採集
(
へうめんさいしふ
)
に
此邊
(
このへん
)
へ
來
(
き
)
た。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
此前(このまへ)の例文をもっと
(7作品)
見る
このぜん
(逆引き)
「何笑ひおる、」と伊勢武熊は
真摯
(
まじめ
)
に
力味
(
りきみ
)
返つて、「
功名
(
こうみやう
)
咄
(
ばなし
)
をするやうぢやがナ、
此前
(
このぜん
)
牛飼君が内閣の椅子を占められた時、警部長の内命を受けたが、大丈夫
豈
(
あに
)
田舎侍を甘んぜんや。 ...
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
平岡は
此前
(
このぜん
)
、代助を訪問した当時、
既
(
すで
)
に落ち
付
(
つ
)
いてゐられない身分であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
此前(このぜん)の例文をもっと
(2作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“此前”で始まる語句
此前提
検索の候補
此前提
此錠前
此越前守
“此前”のふりがなが多い著者
押川春浪
江見水蔭
内田魯庵
夏目漱石
三遊亭円朝
樋口一葉