“其以後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのいご50.0%
それから50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其以後(そのいご)、誰(たれ)も手(て)を附(つ)けぬ。漸(やうや)く余(よ)が此前(このまへ)を素通(すどほ)りする位(くらゐ)であつたが、四十年(ねん)五月(ぐわつ)十二日(にち)に、余(よ)は、織田(おだ)、高木(たかぎ)、松見(まつみ)三子(し)と表面採集(へうめんさいしふ)に此邊(このへん)へ來(き)た。
其以後(それから)といふもの、私はお和歌さんが好で、母には内密(ないしよ)で一寸々々(ちよいちよい)、東の店に痰切飴(たんきり)や氷糸糖(アルヘイ)を買ひに行つた。眇目の老人さへゐなければ、お和歌さんは何時でも負けてくれたものだ。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)