“このまへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此前77.8%
以前22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみ江丸えまるさへ無事ぶじであつたら、わたくしうまかぢをとつて、ぐに日本につぽんまでおくつてあげるのだが、此前このまへ大嵐おほあらしばんに、とうとういそ打上うちあげられて、めちや/\になつて仕舞しまつたから
本當ほんとう身體からだいとはねばいけませぬぞえ、此前このまへ原田はらだといふ勉強べんきようものがぱりまへとほけてもれても紙魚しみのやうで、あそびにもかなければ、寄席よせ一つかうでもなしに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『マア、以前このまへうちいらしつた癖に、…………薄情な人ね、此方は。』
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『マア以前このまへも家へいらしつた癖に、……薄情な人ね、このかたは。』
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)