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いぜん
ふりがな文庫
“いぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
以前
54.5%
依然
34.3%
怡然
3.7%
惟然
3.0%
夷然
2.2%
已前
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以前
(逆引き)
父親
(
ちちおや
)
は、ずっと
以前
(
いぜん
)
に、この
世
(
よ
)
から
亡
(
な
)
くなられて、
忘
(
わす
)
れかかっていた
父親
(
ちちおや
)
の
顔
(
かお
)
を、おじいさんを
見
(
み
)
て、はっきりと
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しました。
幸福のはさみ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いぜん(以前)の例文をもっと
(50作品+)
見る
依然
(逆引き)
窃盜
(
せつたう
)
、
姦淫
(
かんいん
)
、
詐欺
(
さぎ
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
てられてゐるのだ。であるから、
病院
(
びやうゐん
)
は
依然
(
いぜん
)
として、
町
(
まち
)
の
住民
(
ぢゆうみん
)
の
健康
(
けんかう
)
には
有害
(
いうがい
)
で、
且
(
か
)
つ
不徳義
(
ふとくぎ
)
なものである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いぜん(依然)の例文をもっと
(46作品)
見る
怡然
(逆引き)
「それを聞いてどう為る。ああ貴様は何か、金でも貸さうと云ふのか。
No
(
ノオ
)
thank
(
サンク
)
じや、赤貧洗ふが如く窮してをつても、心は
怡然
(
いぜん
)
として楽んでをるのじや」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いぜん(怡然)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
惟然
(逆引き)
「若葉吹風さら/\となりながら」という
惟然
(
いぜん
)
の句は、若葉の風の爽な感じを主としたものであるが、時間は句の上に現れず、眼に訴える分子があまり多くない。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
いぜん(惟然)の例文をもっと
(4作品)
見る
夷然
(逆引き)
彼は比較的堅固でない椅子の上に、わざわざ両足を載せて胡坐をかいたなり、
傍
(
はた
)
から見るとさも窮屈そうな姿勢の
下
(
もと
)
に、
夷然
(
いぜん
)
として落ちついていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いぜん(夷然)の例文をもっと
(3作品)
見る
已前
(逆引き)
封演の『聞見記』を引き、唐朝大赦ある時、
闕下
(
けっか
)
に黄金の首ある鶏を
高橦
(
こうとう
)
の下に立て、宮城門の左に鼓を置き、囚徒至るを見てこれを打ち、赦を
宣
(
のたま
)
えおわりて金鶏を除く、この事魏晋
已前
(
いぜん
)
聞えず
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いぜん(已前)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
あと
まへ
かみ
このまえ
このまへ
これまで
さき
さっき
せん
まえ