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已前
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いぜん
ふりがな文庫
“
已前
(
いぜん
)” の例文
それならば
私
(
わし
)
と一緒に江戸まで
行
(
ゆ
)
きなさるが
宜
(
よ
)
い
私
(
わし
)
は江戸には別に
便
(
たよ
)
る処もないが、谷中の南泉寺へ寄って
已前
(
いぜん
)
共に
行脚
(
あんぎゃ
)
をした
玄道
(
げんどう
)
という和尚がおるから、それでも尋ねたいと思う
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
封演の『聞見記』を引き、唐朝大赦ある時、
闕下
(
けっか
)
に黄金の首ある鶏を
高橦
(
こうとう
)
の下に立て、宮城門の左に鼓を置き、囚徒至るを見てこれを打ち、赦を
宣
(
のたま
)
えおわりて金鶏を除く、この事魏晋
已前
(
いぜん
)
聞えず
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
美醜が現れて
已後
(
いご
)
のことを問うのではなくして、その二つが未だ分れぬ
已前
(
いぜん
)
の境地を追求しようとするのである。「好醜あらば正覚を取らじ」といった言葉がここでまた想い出されるではないか。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
已
漢検1級
部首:⼰
3画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“已”で始まる語句
已
已来
已上
已下
已後
已來
已達
已講
已外
已徃