“宣”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
23.4%
のたま23.4%
なの18.2%
のたも8.0%
8.0%
せん5.8%
2.9%
2.2%
のり2.2%
よろ2.2%
(他:5)3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“宣”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]20.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼17.9%
文学 > 日本文学 > 日本文学3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
我が母は何もらさね、子のわれも何もきこえね、かかる日のかかる春べに、うつつなく遊ぶ子供を見てあれば涙しながる。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
我が母は何もらさね、子のわれも何もきこえね、かかる日のかかる春べにうつつなく遊ぶ子供を見てあれば涙しながる。
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
……しゅのたまえり、シオンの娘らは、首をかたくし、眼を動かし、気取りたる小足にて歩み、足の輪を鳴らせばなりと。
されどかの君は大口開きて笑いたまい、宝丹飲むがさまでつらきかとのたまいつつわれらを見てまた大口に笑いたもう。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
と、正面からなのって玄関へかかり、丁寧に主屋へ招じ入れられたのも、同じ日のことであり、お妻も東馬も招じ入れられた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「いと易い事、なのり申そう。義賊の張本御嶽冠者みたけかじゃの義理の弟の石川五右衛門、これが拙者の身分でござる」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
これを三の重宝と立てしなりとのたもうと見え、吉田久左衛門陣中に鶏を飼いしを、時を知るべき心掛け奇特なりとて
帝は、いそぎ朝臣をあつめて、御眦おんまなじりに血涙をにじませ、悲壮な玉音をふるわせて一同へのたもうた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あまつのりとのふとのりとごと」なる古語は、神秘なる宣り処における壮大なる「」の詞章といふことである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だが、来臨したまれびとのり出す咒詞の威力は、旧室フルムロを一挙に若室ワカムロ新殿ニヒドノに変じて了ふのであつた。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
せん州の節使趙鍠ちょうこうもまた額の上に一塊の肉が突起しているので、珠があるのではないかと疑われていた。
「もし、その内々の議が、宮方へ曳れ聞えたら、あるいは、朝廷方から先に、お旗上げをせんするかもしれませぬな」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寺の名は涼源寺りょうげんじといって至って閑静で、お寺のことで広々としておりますから、仕事には甚だ都合がい。
皆々気をんで、どうしたらかろうかとよりより協議するような有様であった。
『浪人を止めておれ身売みうりてもいが、評判のくないおれの事だから世話の仕手しても有るまいて。』
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
『女の方は——ったって、首も何もくっついちゃあいないといっていだろう、ぼんのくぼの甘皮一枚で僅かに胴と続いてるだけの話だ……』
ひとり空手むなでに、山姫やまびめのりをこそて、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
ひとり空手むなてに山姫ののりをこそ待て、
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
或学者が曰ふ、「百五十部乃至二百五十部でよろしからう」と。
「なるほど、よろしゅうございます。では、これは隅田川すみだがわ川施餓鬼かわせがきのある時に川へ流すことに致しましょう。焼いて棄てるは勿体ない。このまま仏間になど置きましてもよろしいが、それより川へ流せば一番綺麗でよろしゅうございましょう」
移りぬ、べし衆人の水師のほとりつぶやくは、
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
名古屋に一軒、犬山に一軒、知多に一軒、都合三軒、いずれも親戚関係で、逸見姓をとなうる大大尽があり、総称して尾張の逸見三家と云い、特殊の尊称と疑惑とを、世間の人から持たれていた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
霊枢れいすうきやうといふともわがどちはきやうとな云ひそとのらしけるらし病むひとのため
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
蘇州の寒山寺は別していい寺というほどのこともないが、この寺の向こうには有名な楓橋があって、その橋の上から見下ろしておもいをはせれば、楓橋の夜泊、寒山寺の鐘啻しょうていひびきわたるところ「落月鳴烏霜満天……」の詩が生まれたのもむべなるかなと思ったが、この辺の景色がいい。
どちらにしても、こゝのまつるは、少彦名自身が、自分の呪詞を自らマツられたり、献り来られた御酒だとは言へない。
神寿き豊寿きに、ほき乱舞し、ほき旋転あそばされて、マツりつゞけて出来た御酒ぞと言ふのか、少彦名のはじめた呪詞を、神人がほきマツり続けて、作られた御酒ぞ