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宣
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い
ふりがな文庫
“
宣
(
い
)” の例文
楽々と書いている癖に「これで
宣
(
い
)
いのか」「そんな事でお前は満足しているのか」と、絶えず何物かにのしかかられて居るのである。
捕物小説のむずかしさ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
『女の方は——ったって、首も何もくっついちゃあいないといって
宣
(
い
)
いだろう、ぼんのくぼの甘皮一枚で僅かに胴と続いてるだけの話だ……』
ある遊郭での出来事:公娼存廃論者への参考資料としての実例
(新字新仮名)
/
若杉鳥子
(著)
『浪人を止めて
己
(
おれ
)
の
身売
(
みうり
)
を
為
(
し
)
ても
宣
(
い
)
いが、評判の
善
(
よ
)
くない
己
(
おれ
)
の事だから世話の
仕手
(
して
)
も有るまいて。』
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
山一ッ下に小さく見えていた
樵夫
(
きこり
)
に、ある
丈
(
だけ
)
の声を出しで途を聞いたが、矢張上って来た途を
降
(
くだ
)
るのが
宣
(
い
)
いらしいので、樵夫は又、早く降りないと夜になるぞと励ますように言い足した。
武甲山に登る
(新字新仮名)
/
河井酔茗
(著)
モーセ時にその血の半ばをとりて鉢に
盛
(
い
)
れまたその血の半ばを壇の上に
灌
(
そそ
)
げり。しかして契約の書をとりて民に
誦
(
よ
)
みきかせたるに彼ら応えて言う、エホバの
宣
(
い
)
う所は皆我らこれをなして
遵
(
したが
)
うべしと。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
“宣(
宣下
)”の解説
宣下(せんげ)とは、天皇の命令を伝える公文書を公布することである。
(出典:Wikipedia)
宣
常用漢字
小6
部首:⼧
9画
“宣”を含む語句
宣言
宣教師
宣告
宣伝
御託宣
宣命
宣傳
宣示
本居宣長
託宣
院宣
名宣
宣長
万里小路宣房
宣言書
詫宣
宣叙調
宣給
宣王
惟宣
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