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宣命
ふりがな文庫
“宣命”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんみょう
57.1%
センミヤウ
28.6%
ノリト
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんみょう
(逆引き)
更衣に
三位
(
さんみ
)
を贈られたのである。勅使がその
宣命
(
せんみょう
)
を読んだ時ほど未亡人にとって悲しいことはなかった。三位は
女御
(
にょご
)
に相当する位階である。
源氏物語:01 桐壺
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
宣命(せんみょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
センミヤウ
(逆引き)
一口に言へば、祝詞
宣命
(
センミヤウ
)
と併称せられる習慣の宣命の、まだ祝詞と分化せぬ形が、奈良朝よりも前ののりとであつたことになる。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宣命(センミヤウ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ノリト
(逆引き)
宮廷の大事なる受朝朝賀の初春の
宣命
(
ノリト
)
と
奏寿
(
ヨゴト
)
——元日受朝の最大行事であつた事は後の令の規定にまで現れてゐる——の印象が、此を区別する習慣を作つて行つたものと思はれる。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宣命(ノリト)の例文をもっと
(1作品)
見る
“宣命”の意味
《名詞》
天皇からの勅命を和文で記した文書。
(出典:Wiktionary)
“宣命”の解説
宣命(せんみょう)とは、天皇の命令を漢字だけの和文体で記した文書であり、漢文体の詔勅に対していう。この文体を宣命体(-たい)、その表記法を宣命書(-がき)、また宣命を読み上げる使者を宣命使(-し)、宣命を記す紙を宣命紙(-し)という。宣命体は、漢字仮名交じり文の源泉となった文体で、かなの発達史上、大変重要な文書である。
(出典:Wikipedia)
宣
常用漢字
小6
部首:⼧
9画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“宣”で始まる語句
宣
宣旨
宣告
宣教師
宣言
宣下
宣和
宣伝
宣城
宣宗
“宣命”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
作者不詳
和辻哲郎
紫式部
折口信夫