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『武甲山に登る』
ふりがな文庫
『
武甲山に登る
(
ぶこうざんにのぼる
)
』
武甲山は武蔵の一名山である。其山、秩父連山の入口にあたり、而かも山姿高峻、優に秩父連山の群を抜き、遠く武蔵野平原から望んでも、武甲山だけは、著しく天空に聳ええて居る。 武甲山より二里許り奥に、三峰山があって、三峰神社の信仰者は多く登山するが …
著者
河井酔茗
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彫
(
ほっ
)
画
(
かぎ
)
普通
(
ひととおり
)
埋
(
うずも
)
宣
(
い
)
谷
(
きわま
)
達
(
とど
)
仰向
(
あおむき
)
暗黒
(
まっくら
)
蘇生
(
いきかえ
)
而
(
し
)
丈
(
だけ
)
極
(
きわ
)
横
(
よこたわ
)
毎
(
つね
)
辛
(
かろ
)
佇立
(
たちどま
)
伴
(
ともな
)
頓
(
やが
)
草原
(
くさばら
)
著
(
いちじる
)
蟇
(
ひき
)
猪
(
しし
)
許
(
ばか
)
此度
(
こんど
)
遽
(
にわか
)
降
(
くだ
)
拘
(
かか
)
抑
(
そもそ
)
平
(
たいら
)
且
(
かつ
)
僅少
(
わずか
)
処々
(
しょしょ
)
刺
(
とげ
)
命懸
(
いのちがけ
)
囲
(
かこい
)
天日
(
てんじつ
)
仮令
(
たとえ
)
予
(
かね
)
其中
(
そのうち
)
魚貫
(
ぎょかん
)
処
(
ところ
)
稍
(
やや
)
絶巓
(
ぜってん
)
凡
(
およ
)
饂飩
(
うどん
)
聳
(
そび
)
能
(
よ
)
自暴
(
やけ
)
若
(
も
)
茅萱
(
ちがや
)
之
(
これ
)
了
(
しま
)
其裡
(
そのうち
)
其
(
その
)
蝋燭
(
ろうそく
)
灯火
(
ともしび
)
裸足
(
はだし
)
併
(
しか
)
何処
(
どこ
)
足袋
(
たび
)
跨
(
また
)
路
(
みち
)
何
(
ど
)
透
(
す
)
関
(
かま
)
途
(
みち
)
夥
(
おびただ
)
尤
(
もっと
)
就中
(
なかんずく
)
居
(
お
)
山脈
(
やまなみ
)
峻坂
(
しゅんはん
)
巌石
(
がんせき
)
帷
(
とばり
)
天際
(
てんさい
)
彼
(
か
)
後
(
あと
)
後殿
(
しんがり
)
恰度
(
ちょうど
)
悉
(
ことごと
)
愈
(
いよいよ
)
憂目
(
うきめ
)
無暗
(
むやみ
)
外
(
ほか
)
提灯
(
ちょうちん
)
携
(
たずさ
)
撫子
(
なでしこ
)
夕
(
ゆうべ
)
吐
(
つ
)
樵夫
(
きこり
)
此
(
この
)
此処
(
ここ
)
前途
(
ゆくて
)
漸
(
ようや
)
火光
(
あかり
)
導
(
みちび
)
烟
(
けむり
)