“巌石”のいろいろな読み方と例文
旧字:巖石
読み方(ふりがな)割合
がんせき78.6%
いわお7.1%
がんじゃく7.1%
ガンセキ7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“巌石”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
赤土の道では油断をすると足をすくわれて一、二回滑りおち巌石がんせきの道ではつまづいて生爪を剥がす者などもある。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
ちょうばかりも登ると、屏風びょうぶを立てたような巌石がんせきみちを挟んでそびえている処へ出た。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
御先祖の霊前に近く、覚悟はよいか、嬉しゅうござんす、お妻の胸元を刺貫き——洋刀サアベルか——はてな、そこまでは聞いておかない——返す刀で、峨々ががたる巌石いわおそびら
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから後は秀吉の旗の下に就いて段々と武功を積んだが、ことに九州攻めには、堀秀政の攻めあぐんだ巌石がんじゃくの城に熊井越中守を攻め伏せて勇名をとどろかした。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ワヅかにさす薄光りも、黒い巌石ガンセキが皆吸ひとつたやうに、岩窟イハムロの中に見えるものはなかつた。唯けはひ——の人の探り歩くらしい空気の微動があつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)