“洋刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナイフ40.0%
サアベル30.0%
サーベル15.0%
メス5.0%
かみそり5.0%
ないふ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体を保護する武器としては拳銃一挺に弾薬若干とそして一振りの洋刀(ナイフ)だけで他には何にも持っていない——虎の啼き声、豹の呻き
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
双方聞合せて、仔細(しさい)が分ると、仕手方の先見明(あきらか)なり、杖(ステッキ)の差配(おおや)さえ取上げそうもないことを、いかんぞ洋刀(サアベル)が頷(うなず)くべき。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
僕かあ何時も小隊長だつたから洋刀(サーベル)を持つてゐたんだが、大體僕は利口だからそれとなく何時も部下に火をつけさせてゐたんだよ。
そして、三人とも恟(ぎょ)ッとしたように浮腰を立てかけると、そこの幌(ほろ)を、海軍洋刀(メス)で十文字に切り破って、メリケン刈の頭を突き出した少年マドロスが、にっこと笑って
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は、からだじゅうのポケットを探って、手あたり次第に持って来たものをそこへつかみ出した。アンパン、ハーモニカ、ピストル、煙草、洋刀(かみそり)、ドロップ。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
机(つくえ)は有(あ)りふれの白木作(しらきづく)りに白天竺(しろてんぢく)をかけて、勸工塲(くわんこうば)ものゝ筆立(ふでた)てに晋唐小楷(しんとうしようかい)の、栗鼠毛(りつそもう)の、ペンも洋刀(ないふ)も一ツに入(い)れて、首(くび)の缺(か)けた龜(かめ)の子(こ)の水入(みづい)れに、赤墨汁(あかいんき)の瓶(びん)がおし並(なら)び
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)