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メス
ふりがな文庫
“メス”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
めす
語句
割合
刀
25.0%
解剖刀
20.8%
小刀
12.5%
外科刀
8.3%
弥撒
4.2%
洋刀
4.2%
円刃刀
4.2%
医刀
4.2%
山刀
4.2%
手術刀
4.2%
鋭刀
4.2%
食堂
4.2%
▼ 他 9 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刀
(逆引き)
けれども、彼は
言
(
ことば
)
を次いで、いよいよクリヴォフ夫人を犯人に指摘しようとする、「
髪盗み
(
レイプ・オブ・ゼ・ロック
)
」の一文に解析の
刀
(
メス
)
を下した。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
メス(刀)の例文をもっと
(6作品)
見る
解剖刀
(逆引き)
また、
衝動
(
ショック
)
的な死に方をした場合には、全身の汗腺が急激に収縮する。そして、その部分の皮膚に閃光的な焔を当てると、そこには、
解剖刀
(
メス
)
で切ったような
創痕
(
きずあと
)
が残されるのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
メス(解剖刀)の例文をもっと
(5作品)
見る
小刀
(逆引き)
筆を
小刀
(
メス
)
に心身を切りこま裂いて見せ、それで真実が届くやら、届かぬやら判りもしない、得体の知れない焦立たしいなやみの種を持つものは、割の悪い運命に生れついたものである。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
メス(小刀)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
外科刀
(逆引き)
甲田は、斯ういふ徹底しない論理を、臆病な若い醫者が初めて鋭利な
外科刀
(
メス
)
を持つた時のやうな心持で極めて熱心に取り扱つてゐた。そして、慷慨に堪へないやうな顏をして口を
噤
(
つぐ
)
んだ。
葉書
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
メス(外科刀)の例文をもっと
(2作品)
見る
弥撒
(逆引き)
遠く古い石塔の
聳
(
そび
)
え立つ
寺院
(
おてら
)
は
弥撒
(
メス
)
などのある
度
(
たび
)
によく彼の行って腰掛ける場処であった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
丁度死者のための大きな
弥撒
(
メス
)
が行われているところであった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
メス(弥撒)の例文をもっと
(1作品)
見る
洋刀
(逆引き)
そして、三人とも
恟
(
ぎょ
)
ッとしたように浮腰を立てかけると、そこの
幌
(
ほろ
)
を、海軍
洋刀
(
メス
)
で十文字に切り破って、メリケン刈の頭を突き出した少年マドロスが、にっこと笑って
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
トム公の海軍
洋刀
(
メス
)
の先は、
真
(
ま
)
っ
蒼
(
さお
)
になって
顫
(
おのの
)
いている奈都子の顔のそばまで届いていた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
メス(洋刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
円刃刀
(逆引き)
疵
(
きず
)
だらけの背筋の中央、脊椎の左右の筋肉が
円刃刀
(
メス
)
でもってゴリゴリと切り開かれました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
メス(円刃刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
医刀
(逆引き)
すばらしい皮の箱があったから、大方宝石だろうと思って開けて見たら、大きな
医刀
(
メス
)
だった。
光芒
(
こうぼう
)
電閃
(
でんせん
)
春尚お寒く光っている。さぞ
能
(
よ
)
く切れるだろう。何か切って見よう。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
メス(医刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
山刀
(逆引き)
スウェターコートのかくしに手を入れると、さあしまった、
山刀
(
メス
)
が無い、
折角
(
せっかく
)
頂上で撮したフィルムを三巻入れといたサックが無い。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
メス(山刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
手術刀
(逆引き)
「釣針に
泥鰌
(
どじょう
)
をつけておびきよせましてね、その場で
手術刀
(
メス
)
で処理してしまうんです。中支ではよくやりましたよ」
水草
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
メス(手術刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
鋭刀
(逆引き)
人生の機微に針の
尖
(
さき
)
で触れますように、真理を
鋭刀
(
メス
)
で裂きますように、もう一息、世界の文豪を圧倒しますように……でないと、承知の出来ない方々が多いと思う。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
メス(鋭刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
食堂
(逆引き)
下級員
(
クルウ
)
が仕事している間に、船尾の
食堂
(
メス
)
へ彼等の食事を運んで遣るだけで、後片付けは
見習
(
アップ
)
がすることになっていたので、為吉が彼等と顔を合わすのは
昼間甲板
(
デッキ
)
で作業する時だけだった。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
メス(食堂)の例文をもっと
(1作品)
見る
“メス”の意味
《名詞》
手術や解剖に用いられる刃物。
(比喩的)詳細な調査や分析をすること。深く切り込むこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ナイフ
かたな
ないふ
えんじんとう
がたな
たう
たち
とう
はもの
もの