『葉書』
××村の小學校では、小使の老爺に煮炊をさして校長の田邊が常宿直をしてゐた。その代り職員室で使ふ茶代と新聞代は宿直料の中から出すことにしてある。宿直料は一晩八錢である。茶は一斤半として九十錢、新聞は郵税を入れて五十錢、それを差引いた殘餘の一圓 …
著者 | 石川啄木 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「スバル 第十号」1909(明治42)年10月1日号 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約24分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約40分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
放
父
誑
此方
急
密
彼方
金
否
宛
脱
限
密
御緩
父爺
仍且
何方
先
即
彈
明
橄欖
甚
竊
老
老爺
誑
跛者
但
先刻
全
可笑
哩
好事
居所
屹度
春蠶
此村
消印
穿
終
薩張
親爺
言振
貴方
辛
頑是
人氣
何
何卒
何有
何處
俺
傾
全然
其奴
取絞
叩頭
可
可厭
咎
喫
嗤
噤
四邊
太目
安
對手
平常
彼樣
徳
怪訝
惧
所爲
抛出
昨夜
時偶
此間
歩合
煙管
煮炊
獨言
皆
目的
眞箇
眞顏
確然
社
私宅
節
經
胴締
膩汗
與田
蓋
衣服
訊
諾
轉
遣
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