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彼樣
ふりがな文庫
“彼樣”のいろいろな読み方と例文
新字:
彼様
読み方
割合
あゝ
43.8%
あん
25.0%
あんな
12.5%
あう
6.3%
あのやう
6.3%
あのよう
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ
(逆引き)
『むう、斯の手紙はなか/\好く出來た』なんて小父さんは私を勵ました後で、是處は斯う書けとか、彼處は
彼樣
(
あゝ
)
直せとか言つて呉れました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼樣(あゝ)の例文をもっと
(7作品)
見る
あん
(逆引き)
「今度の事は然し警察で早く探知したから
可
(
よ
)
かつたさ。燒討とか赤旗位ならまだ可いが、
彼樣
(
あん
)
な事を實行されちやそれこそ物騷極まるからねえ。」
所謂今度の事:林中の鳥
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
彼樣(あん)の例文をもっと
(4作品)
見る
あんな
(逆引き)
家内
(
うち
)
に
居
(
ゐ
)
れば
私
(
わたし
)
の
傍
(
そば
)
ばつかり
覗
(
ねら
)
ふて、ほんに/\
手
(
て
)
が
懸
(
かゝ
)
つて
成
(
なり
)
ませぬ、
何故
(
なぜ
)
彼樣
(
あんな
)
で
御座
(
ござ
)
りませうと
言
(
い
)
ひかけて
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
しの
涙
(
なみだ
)
むねの
中
(
なか
)
に
漲
(
みなぎ
)
るやうに
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼樣(あんな)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あう
(逆引き)
握
(
にぎ
)
りたてのおむすびが
彼樣
(
あう
)
すると
手
(
て
)
にくツつきませんし、その
朴
(
はう
)
の
葉
(
は
)
の
香氣
(
にほひ
)
を
嗅
(
か
)
ぎながらおむすびを
食
(
た
)
べるのは
樂
(
たのし
)
みでした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼樣(あう)の例文をもっと
(1作品)
見る
あのやう
(逆引き)
尾
(
つけ
)
て
行
(
い
)
つて見た處が山崎町の
裏住居
(
うらずまひ
)
夫
(
それ
)
は/\目も當られぬ始末御
新造樣
(
しんぞさま
)
なども誠に見る
影
(
かげ
)
もなきしがなひ
體裁
(
なりふり
)
御目に懸るさへも
否
(
いや
)
もう誠に御氣の毒千萬
實
(
ほん
)
に/\
御痛
(
おいた
)
はしき事也大恩受たる大橋文右衞門樣が
彼樣
(
あのやう
)
に御難儀なさるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼樣(あのやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
あのよう
(逆引き)
何ぞや
探
(
さぐ
)
りもせず何故あつて
彼樣
(
あのよう
)
な
病持
(
やまひもち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼樣(あのよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
樣
部首:⽊
15画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
“彼樣”のふりがなが多い著者
島崎藤村
石川啄木
作者不詳
樋口一葉
徳田秋声