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父爺
ふりがな文庫
“父爺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おやじ
33.3%
ちゃん
13.3%
おやぢ
13.3%
ぢぢい
13.3%
ちやん
6.7%
じじい
6.7%
とっ
6.7%
とっさん
6.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやじ
(逆引き)
勿論、
淫魔
(
いんま
)
を駆って風紀を振粛し、且つ国民の
遊惰
(
ゆうだ
)
を喝破する事業じゃから、
父爺
(
おやじ
)
も黙諾の形じゃで、手下は自在に動くよ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
父爺(おやじ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ちゃん
(逆引き)
「
可
(
い
)
い気なことを言ってらあ、お
前
(
めえ
)
母親
(
おふくろ
)
は死んでやしねえじゃないか、
父爺
(
ちゃん
)
の敵なら中気だろう、それとも
母親
(
おふくろ
)
なら、愛
的
(
こう
)
、お前がその当の敵だい。」
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
父爺(ちゃん)の例文をもっと
(2作品)
見る
おやぢ
(逆引き)
厩
(
うまや
)
には未だ二日分許り
秣
(
まぐさ
)
があつたので、隣家の松太郎の姉に誘はれたけれども、
父爺
(
おやぢ
)
が行かなくても
可
(
い
)
いと言つた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
父爺(おやぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ぢぢい
(逆引き)
甲田は
先刻
(
さつき
)
からのムシヤクシヤで、今何とか言つて此木田
父爺
(
ぢぢい
)
を
取絞
(
とつち
)
めてやらなければ、もうその機会がなくなるやうな気がして、口を開きかけたが、さて、何と言つて可いか解らなくつて
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
父爺(ぢぢい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちやん
(逆引き)
「
威張
(
ゐば
)
らなくツたつて、
何
(
なに
)
も、
威張
(
ゐば
)
らなくツたつて
構
(
かま
)
はないから、
父爺
(
ちやん
)
が
魚
(
さかな
)
を
食
(
く
)
つてくれると
可
(
い
)
いけれど、」と
何
(
なん
)
と
思
(
おも
)
つたか
與吉
(
よきち
)
はうつむいて
悄
(
しを
)
れたのである。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
父爺(ちやん)の例文をもっと
(1作品)
見る
じじい
(逆引き)
で、一旦内へ
引返
(
ひっかえ
)
して、応急の薬剤と
繃帯
(
ほうたい
)
とを用意して、足早に表へ出ようとする時、七兵衛
父爺
(
じじい
)
が
寝惚眼
(
ねぼけまなこ
)
を
擦
(
こす
)
りながら裏口を
遅々
(
のそのそ
)
出て来た。
出逢頭
(
であいがしら
)
に
喫驚
(
びっくり
)
して
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
父爺(じじい)の例文をもっと
(1作品)
見る
とっ
(逆引き)
「
父爺
(
とっ
)
さんや、」で
頭
(
かしら
)
は無造作に
言
(
ことば
)
を懸ける。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
父爺(とっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とっさん
(逆引き)
いや、
親仁
(
おやじ
)
、何よ、お前の
父
(
とっ
)
さんか、
父爺
(
とっさん
)
には黙ってよ、父爺に
肯
(
き
)
くと、危いとか
悪戯
(
いたずら
)
をするなとか、何とか言って叱られら。そら、な、
可
(
い
)
いか、黙って黙って。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
父爺(とっさん)の例文をもっと
(1作品)
見る
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“父”で始まる語句
父
父親
父子
父母
父様
父娘
父御
父樣
父上
父君
検索の候補
爺父
“父爺”のふりがなが多い著者
押川春浪
石川啄木
泉鏡花
岡本綺堂