“ぢぢい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
41.7%
祖父25.0%
父爺16.7%
老爺16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「このぢぢいめ、なか/\のやつだ。しかし今度は真似まねができまい。」
風変りな決闘 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
祖父ぢぢいは四角な字をば読んだ人でござんす、つまりは私のやうな気違ひで、世に益のない反古紙ほごがみをこしらへしに、版をばおかみから止められたとやら、ゆるされぬとかにて断食して死んださうに御座んす
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
甲田は先刻さつきからのムシャクシャで、今何とか言つて此の此木田父爺ぢぢい取絞とつちめるてやらなければ、もうその機會がなくなるやうな氣がして、口を開きかけたが、さて、何と言つて可いか解らなくつて
葉書 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)