“じゞい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
老爺20.0%
祖父20.0%
老僕20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてお話二つに分れまして、丁度此の年越中の国射水郡高岡の大工町、宗円寺といふ禅宗寺の和尚は年六十六歳になる信実なお方で、萬助というじゞいを呼びにります。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こゝに以前此の家に奉公を致していました丹治たんじと申す老爺じゞいがありまして、時々見舞に参ります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大「これ/\此処こゝへ通せ、老爺じゞい此処へ入れ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
く毀してくれた、あゝかたじけない、真実な者じゃ、なアる程左様……これは先祖が斯様な事を書遺かきのこしておいたので、わし祖父じゞいより親父も守り、幾代となく守りきたっていて
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其の渡邊織江が同年の三月五日に一人の娘を連れて、喜六きろくという老僕じゞいに供をさせて、飛鳥山あすかやまへまいりました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)