“ぢぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祖父42.9%
42.9%
老爺14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしおさな時分じぶんには祖父ぢぢ祖母ばばもまだ存命ぞんめいで、それはそれはにもれたいほどわたくし寵愛ちょうあいしてくれました。
それから高一は、口の中で、「奥の山のぢぢばばア、金太の目へゴミが入つた、貝殻杓子かひがらじやくしすくうてくれ!」
栗ひろひ週間 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
破れ畳に、煎餅蒲団、壁に向かひて臥したる老爺ぢぢの、背後うしろにしよんぼり、夢心地。坐りし膝も落着かぬ、外面の人立ち、迷惑を、夕陽に寄せて、そつと締め。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)