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祖父
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ぢぢ
ふりがな文庫
“
祖父
(
ぢぢ
)” の例文
祖父
(
ぢぢ
)
はわたくしの申したことが聞こえた顔もせず、筆を筆立へ納めて、
大欠伸
(
おほあくび
)
をし、母に命じて
捲
(
ま
)
いた
書物
(
かきもの
)
を待たせて置いた小僧にやらせ
升
(
まし
)
た。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
私
(
わたくし
)
の
幼
(
おさな
)
い
時分
(
じぶん
)
には
祖父
(
ぢぢ
)
も
祖母
(
ばば
)
もまだ
存命
(
ぞんめい
)
で、それはそれは
眼
(
め
)
にも
入
(
い
)
れたいほど
私
(
わたくし
)
を
寵愛
(
ちょうあい
)
してくれました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
二山の瓜を運びて、 舟いだす酒のみの
祖父
(
ぢぢ
)
。
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
こゝは
祖父
(
ぢぢ
)
が
書物
(
かきもの
)
をする書斎で、母は中に取り散らした紙や本などの片づけに来たのでした。
祖父
(
ぢぢ
)
は今思つて見れば、此時原稿の校正をして居り
升
(
まし
)
たのでした。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
私はお
祖父
(
ぢぢ
)
さまの、
機嫌
(
きげん
)
のよくなつたを見済まして、
側
(
そば
)
へすりよりて、財布の中を
覗
(
のぞ
)
き
升
(
まし
)
た。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“祖父”で始まる語句
祖父様
祖父樣
祖父殿
祖父母
祖父祖母
祖父様方
祖父江出羽守
祖父上
祖父児
祖父君