“祖父祖母”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおじおおば50.0%
ぢぢばば50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……歯が鳴り、舌がなめらかに赤くなって、滔々とうとうとして弁舌鋭く、不思議に魔界の消息をもらす——これを聞いたものは、親たちも、祖父祖母おおじおおばも、その、孫などには、決して話さなかった。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
家内の祖父祖母ぢぢばばなど打集り、囲炉裏にまとゐして四方山の物語せしに彼者共語りしは、扨も此二三十年以前松前の津波程おそろしかりしことはあらず、其頃風も静に雨も遠かりしが
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)