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『茸の舞姫』
ふりがな文庫
『
茸の舞姫
(
きのこのまいひめ
)
』
「杢さん、これ、何?……」 と小児が訊くと、真赤な鼻の頭を撫でて、 「綺麗な衣服だよう。」 これはまた余りに情ない。町内の杢若どのは、古筵の両端へ、笹の葉ぐるみ青竹を立てて、縄を渡したのに、幾つも蜘蛛の巣を引搦ませて、商売をはじめた。まじま …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
あから
)
態度
(
なりふり
)
尖
(
ささ
)
際
(
しな
)
婦
(
おなご
)
灯
(
び
)
頭
(
さき
)
降
(
ぶり
)
何
(
なあに
)
大
(
でか
)
覆
(
こぼ
)
被
(
かず
)
咳
(
せきばらい
)
退
(
しさ
)
美
(
うつくし
)
甘味
(
うまい
)
張
(
ばり
)
待遇
(
あつかい
)
擬
(
まね
)
洞穴
(
ほら
)
粧飾
(
めか
)
下婢
(
おさん
)
交
(
がわ
)
退
(
すさ
)
倒
(
さかしま
)
赫
(
かッ
)
衝
(
つッ
)
明
(
あかり
)
碧
(
あい
)
垂
(
たら
)
浸
(
にじ
)
頭
(
かぶり
)
振廻
(
ふれまわ
)
踞
(
うずく
)
話柄
(
こと
)
大
(
おおき
)
衣服
(
べべ
)
衣
(
きもの
)
薄紅
(
うすあこ
)
厳
(
おごそか
)
密
(
そ
)
笑
(
わらい
)
端
(
はじ
)
婦人
(
おなご
)
異
(
かわ
)
滑
(
なめらか
)
顱
(
はち
)
集
(
あつま
)
乾
(
から
)
激
(
はげし
)
他
(
よそ
)
灯
(
とも
)
違
(
ちがい
)
何
(
な
)
尖
(
とん
)
蓬々
(
おどろおどろ
)
寂
(
しん
)
明
(
あかる
)
可怪
(
あやし
)
外
(
そ
)
実
(
まこと
)
碧玉
(
サファイヤ
)
白痴
(
たわけ
)
残余
(
なごり
)
上
(
あが
)
従
(
じゅ
)
怪
(
あやし
)
透
(
とお
)
大人
(
うし
)
俺
(
おら
)
傍
(
わき
)
負
(
おぶ
)
裳
(
すそ
)
撓
(
た
)
前
(
ぜん
)
薄紅
(
うすあか
)
薄
(
うっす
)
菌
(
くさびら
)
厭
(
あ
)
芸妓
(
げいこ
)
寂
(
さ
)
腸
(
わた
)
可恐
(
こわ
)
叱
(
しっ
)
明
(
あきら
)
罷出
(
まかりいで
)
燈
(
ともしび
)
告
(
の
)
実
(
げ
)
科
(
しな
)
媚
(
なまめ
)
枢
(
ひつぎ
)
壮
(
さかん
)
白痴
(
はくち
)
囲
(
い
)
堪
(
こら
)
洩
(
もら
)
引挘
(
ひんむし
)
水溜
(
みずたまり
)
恵
(
めぐみ
)