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顱
ふりがな文庫
“顱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さら
33.3%
ろ
33.3%
あたま
16.7%
はち
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さら
(逆引き)
「頭の
顱
(
さら
)
じゃあないけれど、額の椀の
蓋
(
ふた
)
は所作
真盛
(
まっさか
)
り。——(蟷螂や、ちょうらいや、蠅を取って見さいな)——裸で踊っているのを誰だと思って?……ちょっと?」
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
顱(さら)の例文をもっと
(2作品)
見る
ろ
(逆引き)
和名鈔
(
わみょうしょう
)
には「
顱
(
ろ
)
和名加之良乃加波長
(
わみょうかしらのかはら
)
脳蓋也
(
のうがいなり
)
」とあるそうで「カハラ」は頭の事である。ギリシアやマレイとほとんど同一である。
言葉の不思議
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
顱(ろ)の例文をもっと
(2作品)
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あたま
(逆引き)
汪は刀で黄な衣服を着た者の
臂
(
ひじ
)
を
截
(
き
)
った。臂が落ちた。黄な衣服を着た者はそこで逃げていった。白い衣服を着た者が汪に飛びかかって来た。汪は刀でその
顱
(
あたま
)
を切った。顱は水の中に堕ちて音がした。
汪士秀
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
顱(あたま)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
はち
(逆引き)
八九年
前
(
ぜん
)
晩春の頃、同じこの境内で、
小児
(
こども
)
が
集
(
あつま
)
って
凧
(
たこ
)
を揚げて遊んでいた——杢若は
顱
(
はち
)
の大きい坊主頭で、誰よりも群を抜いて、のほんと脊が高いのに、その揚げる凧は糸を
惜
(
おし
)
んで、一番低く
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
顱(はち)の例文をもっと
(1作品)
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顱
漢検1級
部首:⾴
25画
“顱”を含む語句
頭顱
向顱巻
禿顱
顱頂
円顱
顱合
顱巻
顱頂部
向顱卷
顱頂骨
顱卷
顱骨
骸顱
顳顱
顱頂孔
顱鉄
顱割
顖顱
賓頭顱尊者
賓頭顱
...
“顱”のふりがなが多い著者
蒲 松齢
泉鏡花
久生十蘭
寺田寅彦