“円顱”のいろいろな読み方と例文
旧字:圓顱
読み方割合
えんろ40.0%
ゑんろ40.0%
あたま20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また頭には立派なる法冠を戴いて居られました。もちろん法冠をお着けなさらず、ただその儘で円顱えんろを出されて居ることもあるです。この時にはどういう訳であったか、法冠を戴いて居られた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
三個の青年、草庵に渋茶をせんじて炉を囲む、一人は円顱ゑんろに道服を着たり、一人は黒紋付の上に袈裟けさを掛けたり、三人対座して清談久し。やがて其歌ふを聞けば曰く
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
お詫事をして居りまする、此処で又お前さん方にお目にかゝるのもみんな悪事の報い、実に恐ろしい事でございます、南無阿弥陀仏/\/\、どうぞ此の円顱あたまに免じ勘忍してくださいまし
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)