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頭顱
ふりがな文庫
“頭顱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あたま
65.4%
とうろ
11.5%
かしら
7.7%
つむり
7.7%
かうべ
3.8%
されこうべ
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたま
(逆引き)
老爺は六尺に近い大男で、此
年齡
(
とし
)
になつても腰も屈らず、無病息災、
頭顱
(
あたま
)
が美事に禿げてゐて、赤銅色の顏に、左の眼が
盲
(
つぶ
)
れてゐた。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
頭顱(あたま)の例文をもっと
(17作品)
見る
とうろ
(逆引き)
主人というのは五十あまりの赤く禿げあがった
頭顱
(
とうろ
)
に上品な白髪をまばらに生やした、油ぎった顔色の男であった。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
頭顱(とうろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かしら
(逆引き)
乃
(
すなわ
)
ち眼を閉じ
頭顱
(
かしら
)
を抱えて
其処
(
そこ
)
へ横に倒れたまま、五官を馬鹿にし七情の
守
(
まもり
)
を解いて、是非も曲直も栄辱も窮達も叔母もお勢も我の
吾
(
われ
)
たるをも何もかも忘れてしまって
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
頭顱(かしら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
つむり
(逆引き)
広間の
燈影
(
ひかげ
)
は入口に立てる
三人
(
みたり
)
の姿を
鮮
(
あざや
)
かに照せり。色白の
小
(
ちひさ
)
き内儀の口は
疳
(
かん
)
の為に
引歪
(
ひきゆが
)
みて、その夫の
額際
(
ひたひぎは
)
より
赭禿
(
あかは
)
げたる
頭顱
(
つむり
)
は
滑
(
なめら
)
かに光れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
頭顱(つむり)の例文をもっと
(2作品)
見る
かうべ
(逆引き)
かくいへる時彼は目を
斜
(
なゝめ
)
にしてふたゝび
幸
(
さち
)
なき
頭顱
(
かうべ
)
を噛めり、その齒骨に及びて強きこと犬の如くなりき 七六—七八
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
頭顱(かうべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
されこうべ
(逆引き)
、殊に笑うべきは、天主教のアキレスとネレウス二尊者の
頭顱
(
されこうべ
)
各五箇ずつ保存恭拝され、欧州諸寺に
聖母
(
マドンナ
)
の
乳汁
(
ちち
)
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
頭顱(されこうべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
顱
漢検1級
部首:⾴
25画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭領
検索の候補
賓頭顱
御賓頭顱
賓頭顱尊者
“頭顱”のふりがなが多い著者
島田清次郎
尾崎紅葉
小栗虫太郎
アリギエリ・ダンテ
徳田秋声
幸田露伴
二葉亭四迷
大阪圭吉
佐々木邦
南方熊楠