“頭顱(かしら)” の例文
乃(すなわ)ち眼を閉じ頭顱(かしら)を抱えて其処(そこ)へ横に倒れたまま、五官を馬鹿にし七情の守(まもり)を解いて、是非も曲直も栄辱も窮達も叔母もお勢も我の吾(われ)たるをも何もかも忘れてしまって
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
四箇(よつ)の頭顱(かしら)はラムプの周辺(めぐり)に麩(ふ)に寄る池の鯉(こひ)の如く犇(ひし)と聚(あつま)れり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)