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頭陀袋
ふりがな文庫
“頭陀袋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ずだぶくろ
64.5%
づだぶくろ
25.8%
ずたぶくろ
3.2%
ヅダブクロ
3.2%
フクロ
3.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずだぶくろ
(逆引き)
頭陀袋
(
ずだぶくろ
)
からきれいな紙をとり出して、筆もしどろもどろに書きつけてさし出すと、それを山本主殿がとって、声高くよみあげる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
頭陀袋(ずだぶくろ)の例文をもっと
(20作品)
見る
づだぶくろ
(逆引き)
捕ゆる時何ぞ
所持
(
しよぢ
)
の
品
(
しな
)
はなきかと
尋
(
たづ
)
ねられ番頭喜兵衞
外
(
ほか
)
には何も候はず
只
(
たゞ
)
網代笠
(
あじろがさ
)
一
蓋
(
がい
)
と
頭陀袋
(
づだぶくろ
)
一つ之ありしと申に大岡殿其
頭陀袋
(
づだぶくろ
)
是へと申されるにより
差出
(
さしいだ
)
しければ中を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
頭陀袋(づだぶくろ)の例文をもっと
(8作品)
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ずたぶくろ
(逆引き)
女連は、別の部屋の方で、
経帷子
(
きょうかたびら
)
や
頭陀袋
(
ずたぶくろ
)
のようなものを縫うのに急がしかった。母親はその傍でまた臨終の時のたよりなかったことを
零
(
こぼ
)
しはじめた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
頭陀袋(ずたぶくろ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ヅダブクロ
(逆引き)
壱岐では、独身者が死ぬと、
頭陀袋
(
ヅダブクロ
)
を首に懸けさせて、道々花を摘んでは入れてやる。この意味は、女房をもたぬ男が死ぬと、地獄へ行つて、手で筍を掘らねばならぬ。
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
頭陀袋(ヅダブクロ)の例文をもっと
(1作品)
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フクロ
(逆引き)
・母よ、しみ/″\首に
頭陀袋
(
フクロ
)
をかけるとき
旅日記:03 昭和十四年
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
頭陀袋(フクロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“頭陀袋”の意味
《名詞》
頭陀(托鉢)を行う僧が法具、布施された物などを入れ、首からかける袋。
故人の遺骸に死に装束をさせる際に、首にかける袋。すみ袋。
だぶだぶした袋。
(出典:Wiktionary)
“頭陀袋”の解説
頭陀袋(ずだぶくろ)とは、
比丘(僧侶)が、乞食・托鉢の際に使用する袋のこと。
上記用語が転用された一般的な袋、雑多なものを運搬するための簡易な布製の袋のこと。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
陀
漢検準1級
部首:⾩
8画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“頭陀”で始まる語句
頭陀
頭陀行
頭陀事
頭陀嚢
頭陀山
頭陀乞食
検索の候補
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乞食頭陀
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阿弥陀峰頭
“頭陀袋”のふりがなが多い著者
島崎藤村
作者不詳
薄田泣菫
林不忘
佐々木邦
三遊亭円朝
泉鏡花
吉川英治
長塚節
徳田秋声