茲には主として、神事に使はれた花の事を概括して、話して見たいと思ふ。 平安朝中頃の歌の主題になつて居た歌枕の中に、特に、非常な興味を持たれたものは、東国の歌枕である。 東国のものは、異国趣味を附帯して、特別に歌人等の歓迎を受けた。其が未だに …
著者 | 折口信夫 |
ジャンル | 哲学 > 神道 > 神道 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼 |
ジャンル | 自然科学 > 植物学 > 植物地理 植物誌 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約31分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約51分(300文字/分) |