“卯槌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うづち50.0%
ウヅチ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若君様へこちらから卯槌うづちを差し上げられます。そまつな品ですから奥様の御覧にならぬ時に差し上げてくださいと仰せになりました。
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)
卯杖ウヅヱ卯槌ウヅチを空木で作り、そして、空木は鬼やらひに用ゐる木なのである。即、卯の花が占ひの象徴になつて居ると思ふ。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)