“卯刻半”の読み方と例文
読み方割合
むつはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錠はいつもの通り、戌刻半いつゝはん(九時)には外からおろしました。——今日卯刻半むつはん(七時)外から聲を掛けましたが、お返事がないので、錠を
驅け付けたのは、まだ卯刻半むつはんそこ/\、往來の人は、聖堂裏の淋しい木立の下に立つて、物をも言はずに、緊張した動搖を續けて居ります。
卯刻半むつはん過ぎでございました、——その頃になると、何時いつも起きて來る主人が、今朝に限つて起き出さないので、變だと思つて行つて見ると——」