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辰刻半
ふりがな文庫
“辰刻半”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつゝはん
66.7%
いつつはん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつゝはん
(逆引き)
元の通り疊んで神棚に供へ、自分は一晩その下で寢た事、翌る日は
辰刻半
(
いつゝはん
)
頃(九時)、包みのまゝ持つてお屋敷へ行つたことまで、手に取る如く解りました。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝の
辰刻半
(
いつゝはん
)
(九時)そこ/\、櫻は漸く滿開で、江戸の春はまことに快適そのものでした。便所の格子窓からその花を眺めてゐると春の小鳥の囀りも聽えます。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
辰刻半(いつゝはん)の例文をもっと
(4作品)
見る
いつつはん
(逆引き)
翌る朝の
辰刻半
(
いつつはん
)
(九時)頃、その時はもうお専は、すっかり元気を取戻し、日頃の
媚態
(
びたい
)
へ輪をかけたような表情で、事細かに昨夜の一
埒
(
らつ
)
を話してくれました。
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝の
辰刻半
(
いつつはん
)
(九時)そこそこ、桜はようやく満開で、江戸の春はまことに快適そのものでした。便所の格子窓からその花を眺めていると春の小鳥の
囀
(
さえず
)
りも聴えます。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
辰刻半(いつつはん)の例文をもっと
(2作品)
見る
辰
漢検準1級
部首:⾠
7画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
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