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辰刻半
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いつつはん
ふりがな文庫
“
辰刻半
(
いつつはん
)” の例文
翌る朝の
辰刻半
(
いつつはん
)
(九時)頃、その時はもうお専は、すっかり元気を取戻し、日頃の
媚態
(
びたい
)
へ輪をかけたような表情で、事細かに昨夜の一
埒
(
らつ
)
を話してくれました。
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝の
辰刻半
(
いつつはん
)
(九時)そこそこ、桜はようやく満開で、江戸の春はまことに快適そのものでした。便所の格子窓からその花を眺めていると春の小鳥の
囀
(
さえず
)
りも聴えます。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
辰
漢検準1級
部首:⾠
7画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“辰刻”で始まる語句
辰刻
辰刻頃
辰刻過頃