“されこうべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サレコウベ
語句割合
髑髏70.6%
骸骨11.8%
枯髏5.9%
白髑髏5.9%
頭顱5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お雪ちゃんはいい気持になりながら、薪を取っては加え、取っては加えているうちに、髑髏されこうべは、あとも形もなく焼け失せてしまいました。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
持たせられた骸骨されこうべが不気味でならないものとみえ
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道の傍に十字架あり。そが上には枯髏されこうべ殘れり。こはつみなき人を脅したるむくいに、こゝに刑せられし強人ぬすびとの骨なるべし。これさへ我心を動すことたゞならざりき。
客人は、その穴さえ、白髑髏されこうべの目とも見えたでありましょう。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
、殊に笑うべきは、天主教のアキレスとネレウス二尊者の頭顱されこうべ各五箇ずつ保存恭拝され、欧州諸寺に聖母マドンナ乳汁ちち