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赭禿
ふりがな文庫
“赭禿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかはげ
66.7%
あかは
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかはげ
(逆引き)
焼けて六年になる乙の都会においては、
赭禿
(
あかはげ
)
の土蔵ばかりがわずかに堅実の観を保っている。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
狭き谷の麦圃に沿ひ、
北行
(
ほくかう
)
良
(
やゝ
)
久しく、西日まばしく
馬影
(
ばえい
)
斜
(
なゝめ
)
に落つる頃、路の左に
聳
(
そび
)
え起る一千尺ばかりの山を見る。中腹
石屏
(
せきびやう
)
を立てたる如き
山骨
(
さんこつ
)
露
(
あら
)
はれ、
赭禿
(
あかはげ
)
の山頂に小き建物あり。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
赭禿(あかはげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あかは
(逆引き)
広間の
燈影
(
ひかげ
)
は入口に立てる
三人
(
みたり
)
の姿を
鮮
(
あざや
)
かに照せり。色白の
小
(
ちひさ
)
き内儀の口は
疳
(
かん
)
の為に
引歪
(
ひきゆが
)
みて、その夫の
額際
(
ひたひぎは
)
より
赭禿
(
あかは
)
げたる
頭顱
(
つむり
)
は
滑
(
なめら
)
かに光れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
赭禿(あかは)の例文をもっと
(1作品)
見る
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
禿
漢検準1級
部首:⽲
7画
“赭”で始まる語句
赭
赭土
赭顔
赭黒
赭熊
赭茶
赭色
赭味
赭土色
赭顏
“赭禿”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花
柳田国男